琥珀色の戯言

【読書感想】【映画感想】のブログです。2016年8月より、『はてなブログ』に移行しました。

僕はただ、2人の死を悲しいことだと思うのです。

イラクで落命した外交官2人に対する「2階級特進」や「国葬にしろとの声」に「死」は単なる「死」でしかない、という文章があった。
これは、「2人の死を自分に都合のいいように利用しようとする連中」への反感なのかもしれないが、正直、僕は「2階級特進くらいいいじゃないか」とか「そんなふうに、悲運の外交官たちを貶めなくてもいいじゃないか」という気持ちしか湧いてこない。

「理屈において正しい」のかもしれないが、「死」以上に切実な問題なんて、この世にそんなにありはしない。
 自分がイラクで死にたくないなら、「俺は死にたくない!」って言えばいい。
 僕は、「どうして彼らだけ国葬なんだ」とむしろ彼らを貶めるより、公務で命を落とした警官や消防士をもっと賞賛するべきだと思うのだけれど。

 「理性」と「感情」は必ずしも対義語ではない。
 人間としての自然な感情を否定してまで、あなたが決めた「理性」とやらを押し付ける資格があるのかね?

 ソ連が失敗した原因は、「完璧な理論」を標榜する連中が、偉くなったとたんに「頭の悪い一般市民」に対する「特権階級」になったしまったからなんだけどねえ。

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