琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

はてなキーワードでみた人気度

昨日ウチに来た人数では、
綿矢りさ関連  91
金原ひとみ関連 21

同時受賞、といっても、人気度は綿矢>>金原という印象もあり。
記者会見のときの両者の服装も、綿矢:お嬢様系、金原:ギャル系、
好きな作家は、綿矢:村上春樹、金原:村上龍山田詠美
職業:綿矢:早稲田大学教育学部2年、金原:不登校+(元)フリーター
なにかにつけて、正反対なんですねこの二人。
なんだか、少女マンガのライバルみたい。
ただし、金原さんは不登校とかやってたみたいですが、お父さんは有名な児童文学者です。
作品も「蛇にピアス」に「蹴りたい背中」と、同じ思春期のやり場の無い苛立ち、みたいなものがテーマなようですが「甘酸っぱさ」vs「痛々しさ」という感じ。
村上龍氏の講評では、まず「全会一致に近い状況」で金原さんへ授賞が決定したらしいのですが、ひょっとしてその時点で、「それなら、綿矢りさは正反対のキャラっぽいから、一緒に受賞させたら盛り上がるんじゃない?」というような政治的な意向が働いた、なんて考えるのはあまりに穿った見方か。
少なくとも、金原さん単独受賞では、こんなに盛り上がらなかっただろうし。

まあ、こんなふうに話題になっただけでも、出版社側としては十分「成功」だよね。
僕みたいに、「読まなきゃ文句も言えないしなあ」なんて手にとる人間も出てくるだろうし。

でも、ちょっとだけわかっているのだ。
もし僕が15歳だったら、きっと素直に「凄いなあ」って思ったに違いないって。

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