琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ゴールデン・グローブ賞

http://www.dondetch.com/movie/m&v-4.html(ドンデッチ映画情報)

↑によると、作品賞は「ロード・オブ・ザ・リング」の完結編「王の帰還」がドラマ部門、「ロスト・イン・トランスレーション」がミュージカル・コメディ部門を受賞。ここ10年くらいは、この2部門の受賞作のいずれかがアカデミー作品賞を受賞しているという「前哨戦」なので、今度こそ「ロード…」がアカデミー賞を獲れるかも(獲ってほしいなあ、完結編だし)。
ハリー・ポッター」よりはるかに良くできているはずの「ロード…」が、ハリー・ポッターの半分くらいの興行収入しか日本では得られていないのが、僕はとても悲しいので、アカデミー作品賞とったらもうちょっとお客も入るのではないかなあ、などとも。
それにしても、「ロード…」の作品はさておき、役者たちが評価されていないことといったら!イライジャ・ウッドは若すぎるとしても、やっぱり「イロモノ扱い」なのかなあ…

渡辺謙は、今回は「ノミネートされただけでも凄い」ということなんだろうなあ、と思う。レコード大賞とか直木賞みたいに、「その作品だけの評価」だけじゃなくて、今回の作品+αとして、今までのキャリアの積み重ねが評価される部分もありそうだから。結局、ピークの作品では賞が獲れない。
(でも、たまに「一発屋」みたいな人が貰うこともある)
僕は今でも、浅田次郎は「鉄道員」で直木賞を獲ったけど、前作「蒼穹の昴」のほうがはるかに素晴らしい作品だと思っていますし。

あと、レニー・ゼルヴィガーの助演女優賞は、ちょっと嬉しい。この人はそんなに「巧い!」って感じじゃないけど、「男にとっては何か気になる地味なフェロモンを無意識に出している女性」を演じさせたら当代有数なので。

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