「いやしのつえ」http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/の人が書いてます。
「このマンガがすごい!」(別冊宝島963号)という本を買ったのだが、この本、なんと1328作品ものマンガが網羅されていて、確かにすごいなあ、と実際に読むまでは思っていた。
しかしながら、実際に読んでみると、紹介している本があまりに多すぎて、肝心の各マンガへのコメントの大部分はあらすじ紹介みたいなもので、単なる「ジャンル別マンガ紹介本」になってしまっていて、なんだかガッカリ。
数が多けりゃいいってもんじゃないんだよねえ。
「このミステリーがすごい!」の読者層って、実は「読みたい本を探している人」だけじゃなくって、「紹介コメントを読みたい人がけっこういると思うのだが。
これじゃあ、「大事なところに赤線を引くつもりが、赤線ばかりになって意味がない教科書」と同じような印象。