http://spica.tdiary.net/20050126.html#p09
病院では「ゾロ品」なんて言われていて、僕もバイト先で、
「じゃあ、○○を処方しましょう」
プルルル、プルルル…
「薬局ですけど、うちには、その薬置いてないんです」
「じゃあ、△△は?」
「あっ、それも無いです」
「同じような薬は、何があるの?」
「××ならありますけど…」
「××って、そんな薬、使ったことないよ…」
(薬の本を開いて、とりあえず、同じ系統の薬みたいだし、しょうがないか…)
「それでいいです」
…というようなやりとりは、けっこうあるのです。出そうとする薬がことごとくメジャーなものがなくてゾロばかりだと、正直「この病院、大丈夫か?」とも考えてしまうのです。経営上の理由とか、いろいろあるんでしょうが…
薬の値段が高すぎる、とみんな思っているのかもしれないけれど、「廉価コピー版」ばかりが幅を利かせるようになると、オリジナルを開発しようとする人が、どんどん少なくなってしまうのではないかと心配です。今のところは、何年間かは「ゾロ」を発売できない、とかの縛りがあるみたいなんですけど。
でもなあ、同じような薬って、本当に多いですよね。患者さんに選択権があるとして、「正規かゾロか」は選べるとしても、「ゾロどうしだったら、どの薬を選ぶか?」とかまで考えていったら、キリがないような気もします。