琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

優しい「電車男」

昨日の「トリビアの泉」の実験は、けっこう反響が(WEB的には)あったみたいなのですが、「あんなのおとぎ話だ」というので思ったのですけど、「おとぎ話」というのは、「教育の一環」でもあるんですよね、たぶん。たとえば、「こぶとりじいさん」なんて、まさに「正直に生きましょうね」という「教訓」なわけだし。
そういう意味では、「電車男」が、おとぎ話であろうがなんであろうが、「困っている人を助けると、いいことがあるよ」という「教訓」を若者たちに植え付けているというのは、すばらしいことなのかもしれません。
これを書いていて「でも、所詮助けられるのは、若くてかわいい女の子だけなんだよね」というオチにしようかと思ったのですが、考えてみたら、子供やお年寄りが、電車の中で酔っ払いにからまれる状況というのは、実際にはけっこう低頻度なんだろうし、「電車男」は、けっこう社会の役に立っているのではないかなあ。

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