琥珀色の戯言

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「本音を書くな」と見解の相違

http://childdoc.exblog.jp/2225488/

 僕としては、もうあまり追記すべきことはないので、↑を読んでいただければと存じます。この一連の言及は、yamakaw先生自身に対するものではなくて、その周辺でコメントされている「善意の人々」に一石を投じたものだったのです。あるいは、このWEBの世界に氾濫している「善意の皮を被った悪意」に。

 ただ、最後にひとつだけ書かせてください。正直、先生が「やはりそれが医者の本音だということがわかって悲しかった」というふうにすぐに「転向」なさる程度の意識であれば、http://childdoc.exblog.jp/2185770#2185770_1で書かれたような、一研修医への激しい叱責は、あまりに度を過ぎたものだと僕は感じます。あるいは、「そんな本音を書くな」とアドバイスされた方々には、なぜ、怒りの矛先が向かなかったのか?

 あえて先生風に言わせていただければ(考えすぎだと笑われるかもしれませんが)
【1つのミスを指導医に徹底的に責められ、自分の言い分はすべて「正論」で返されて逃げ場もなくなり、精神的に追い詰められて病院の屋上から飛び降りてしまおうとしている研修医の蒼ざめて引きつった表情】というのが、僕の心に浮かんできて、消すことができないのです。
 他者を教え諭すにしても、やはり、ある種の「受容」が必要だと思います。ましてや、まだ「未熟」だと思うような相手になら、なおさらのことです。
 僕の「想像」を、先生は「ありえないこと」とお笑いになられますか?

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