琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

文芸賞の受賞者は、中学3年生の三並夏さん

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050905-0030.html

確かに、これだけネットなどで情報を集められるようになると、自分の経験が無いことでも作品に反映できるようになっているとは思うのですが、こういうあまりに若すぎる才能をピックアップしていくというのは、本人にとってはマイナスなんじゃないかなあ、という気もします。今の「お金になる文章の世界」で長年活躍してきた人の多くは、それなりに「人生経験を積んでからデビューした人」なんですよね。
なんというか、一瞬の光芒という点では、若い才能というのは美しいけれど、長い目でみれば、早すぎる受賞は、書けるネタの幅を狭めてしまうのではないかなあ、つまり、結果的に「作家寿命」を短くしてしまうんじゃないかなあ、という気がするのです。

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