琥珀色の戯言

【読書感想】【映画感想】のブログです。2016年8月より、『はてなブログ』に移行しました。

遥かなり、ブラックプール〜ウリナリ社交ダンス部

 というわけで、ウリナリ社交ダンス部をまた観てしまったのですが、今回はちょっと微妙な感じです。
 とりあえず最初のコンクールで、また魚住りえさんの脇肉が見られたのはとても感動したのですけど(でも、脇肉ちょっと減ってたみたい。あのあとデーモン小暮のラジベガスに出た魚住さんは、「もー!!あれからみんなにさんざん、あの背中の肉のこと言われて!!」と憤っておられたので、かなりトレーニングされたのだと思われます)、それにもまして、今まで「負け組」だった天野さんが1級取って、みんなにサソリ固めとか腕ひしぎ逆十時とかされてたのには、けっこう感動しました。1回戦観た感じでは、やっぱり足長かったりスタイルいいやつが絶対に有利だよな、ダンスってさ。なんて、ちょっと僕まで不貞腐れていたものですから。そして、付き合っているという噂のアンガールズ山根と山川恵理佳さんを観て、「やっぱりカップルオーラ出てるよこの2人!」とかなんとか。でも、確かに他のペアより微妙に座っている位置とか近かったような気がします。
 しかし、「ブラックプール編」は、この企画にとっては、正直「やってはいけないこと」だったのかもしれません。
 あのブラックプールの参加者たちのダンスのキレを見せられたら、うーん、今までのは何だったのだ!とちょっと思いますよね。
 クルッと回るだけでもスピードが段違いなんだもの。
 しかもみんな、手足が長くてスタイル抜群。日本の大会だったらルックスだけでも目立つ杉本彩とか小池栄子が、全然埋没しちゃってたし。
なんか、地元のゴルフ大会で連戦連勝のアマチュアゴルファーが、プロゴルフツアーに参加してしまったような取り残され感。
 本当にあそこで予選突破しようと思うのなら、それこそ、他の芸能活動とかすべてあきらめて何年もトレーニングしないと無理。
 実際にみんな「プロを目指して」踊っている場なのですから。
 でも、あの場でそれほど周りに迷惑かけないレベルで踊れただけでも、本当にすごいことなんだろうけどさ。
 ところで、そのブラックプールについてなのですが、映画”Shall we ダンス?”の周防正行監督は、著書「『Shall we ダンス?』アメリカを行く」の中に、こんなやりとりを記録しています。

【インタビュアー:日本のダンサーでブラックプールに出たことがある人はいるか?

周防監督:大変多い。アマチュア・シニアのチャンピオンは日本のサラリーマンだ。なぜ日本人が多いかというと参加資格がないから。イギリス人は自分が果たしてその大会に出場するのに相応しいかどうかを考えるが、日本人は資格がないということは誰でも出ていいのだと解釈する。それに日本人は一人だと何もできないが大勢いるとできる」】
 ちなみに、この周防監督の言葉に、アメリカ人のインタビュアーは、「それは日本人だけではない」と返しています。アメリカ人もそうさと言いたかったのか、周防監督へのフォローだったのか。
 まあ、あの2組は、「参加する資格」はあったのだと思いますが、あの優雅に背中を「ドン」と押した他のダンサーたちの「必死さ」を考えると、あの場所に立つためには、それなりの「覚悟」というか「野心」はないといけないのかもしれませんね。                                                                                                                                             

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