琥珀色の戯言

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プレーオフ

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/f-bb-tp1-051013-0029.html

まだ決まったわけではないので決め付けるわけにもいかないのだが、この日本のプレーオフ制度というのは、ひょっとしたらペナントレース2位のチームに有利なシステムなのかもしれない、という気がしている。5ゲーム差以上の「1試合分のアドバンテージ」があれば、話しはだいぶ違うのだろうけれども、5ゲーム以内の場合のペナントレース1位チームのメリットというのは、
(1)ホームで試合ができる
(2)1stステージの勝者チームよりも、ピッチャーのローテーションの自由度が高い
というくらいのものなのだ。
もちろん、ホームのアドバンテージというのは非常に大きいのだけれども、それも、1stステージを闘ってきたチームは、プレーオフをあらかじめ闘って、緊張感のある実戦を数試合こなし「エンジンが温まっている」ということを考えれば、そんなに大きなアドバンテージでもなさそうだ。
九州人としては、「せっかくペナントレースであれだけ強かったのに、なんだかわけのわからないうちに追い詰められている…」という感じなのですけど。

それにしても、このプレーオフのロッテは強い。とくに投手陣はほぼ完璧。さらに、ダイエーは「まあ、城島ひとりくらいなら、いなくてもなんとか…」と思っていたのだが、城島がひとりいないと、なんだかいろんな意味で違うチームになってしまったようだ。
いやまあ、ロッテは強いし、ナベツネ2世みたいな孫オーナーのソフトバンクより、バレンタイン監督の下でチームとファンがひとつになっているロッテのほうが好きなんだけど、ペナントレースで「優勝」しても胴上げもできないっていうのは、なんだか腑に落ちないのだ。

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