琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

天覧競馬

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-051031-0001.html

レースそのものは、超スローペースで上がりのみの競馬(だって、いちばん上がり3ハロンが遅かったストーミーカフェでさえ、34秒1!)という糞レースだった今年の天皇賞だったのですが、その中で唯一の救いは、勝ったのが競馬界では数少ない「いい人」である、松永幹夫騎手だったということでしょう。あのウイニングランのあとの敬礼は、本当にカッコよかったです。もちろん僕はテレビに向かって「カッコつけてんじゃねーバカヤロー」と、温かい声援を送っていましたが。
ところで、この記事を読んではじめて知ったのですが、【馬券の購入などの制限を規定する競馬法28、29条によると両陛下の馬券購入は禁止されていない】のだそうです。その気があれば、買えたわけです。というか、両陛下が馬券を買うという発想そのものがないのかもしれませんけど。
いや、本当は両陛下がゼンノロブロイ単勝をしこたま勝っていて、微笑みながらもハラワタ煮えくり返っていたりしたら、それはそれで面白いのに、とか、不謹慎ながら思っていたのですが。
ほんと、競馬を高貴に楽しもうと思ったら、馬券とかたくさん買ってはいけませんね。反省します。
ところで、この記事によると、両陛下はレースの前に、武豊騎手、松永幹夫騎手に(+柴田善臣騎手にも)会われていたそうなのです。馬も「へヴンリーロマンス」だし、もうこれって、サイン大爆発じゃないですか!と気がつくのは、いつもレースが終わってからなんですけどね、やれやれ。
「競馬会のいい人」松永幹夫騎手は、へヴンリーの山本調教師の定年もあって、今年調教師試験を受験したのですが(調教師試験というのはかなりの難関なので、受かるかどうかはさておき)、本当に、劇的な勝利となりました。
おめでとう、松永騎手!そして、くたばれ、俺!

アクセスカウンター