琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

シリーズ、2005年を振り返る〜競馬編

まず最もみんながどうでもいいであろう競馬に関する今年の総括
一応、全G1レースひとこと感想。

(1)フェブラリーSメイショウボーラー強かった。東京のマイルであんな競馬が出来る馬みたことない。ここでシーキングの2着に、「マイルでは強い!」でじゃなく、「(ダートでは)東京巧者なのでは…という発想があれば、JCD獲れたのになあ。

(2)高松宮記念:馬券的には、今年最もよかったレース。でも、けっこう何も考えずにボックス買ったら当たった、という感じ。

(3)桜花賞シーザリオから買って的中。でも、ラインクラフトなんで去年の阪神JFで勝てなかったのかなあ。冬はダメなの?

(4)皐月賞:ディープのレースのなかで、いちばん衝撃的だった。躓いて最後方から4コーナーでひとまくりなんて凄すぎ。普通、あんなの掲示板にすら載らないよ。

(5)天皇賞・春アイポッパーから買って撃沈。スズカマンボビッグゴールド、競馬場で観ていて心底競馬の理不尽さに萎えた。

(6)NHKマイルカップ:車のテレビで観戦。ラインクラフトは強かったけど、それ以上に他の馬が弱かったよな、今から考えるとさ。ペールギュントもないよなあ、とか思いながら買ったけど、デアリングハートはもっとありえない。

(7)オークスシーザリオ単勝勝負。騎手最低、馬最強。でも、あれで勝ってしまう福永祐一は、やっぱり勝負師としての天運を持っているのだろうなあ。

(8)ダービー:ディープがナリタブライアンに見えた。負かしにいって2着に残ったインティライミの離脱が今でも惜しまれる。無事だったら、菊花賞もこの2頭だったのに。

(9)安田記念:何が来るかわからなかった。そして、デンエンとスイープトウショウ。スイープ、このときは「東京コース巧者なんだなあ」としか思わず。

(10)宝塚記念:タップとともに玉砕。いまだに、何で止まったのか、よくわからない。しかし、スイープとハーツの馬連が、半年前は「万馬券」だったんだよなあ。

(11)スプリンターズS:あとから考えたら、この馬連が400円もつくなんてすごいんだけど、それにしてもサイレントウイットネス強かった。デュランダル、ここで2着なら、マイルCSは鉄板!…だと思ったのだが…

(12)秋華賞:ワイドで獲ったものの、ここは馬連だったか。エアメサイア、ここまでは本当に強かったんだけどなあ。

(13)菊花賞アドマイヤジャパンの2着に尽きる。ディープの上がり33秒3も凄かったけど、僕としては、「当たったらもっと素直に感動できたのに」としか言いようがない。

(14)天皇賞・秋:幹夫さんの敬礼がカッコよかったです。しかし、内しか伸びない東京競馬場の馬場は、本当に腐ってる。

(15)エリザベス女王杯:本命アドマイヤグルーヴだったので、熱かったです。スイープトウショウのあの末脚には泣きましたが。上村よく乗ったな、とあのときは思ったけど、武豊だったら、連もあったのでは…

(16)マイルCS:ここでハットトリックを買えるような人が、「勝ち組」なんだろうと思いました。僕は「ダイワメジャーを買うならここしかない!」と言いながら、デュランダルとともに撃沈。最後、デュランダルが飛んできたと一瞬思ったんだけどねえ…

(17)ジャパンカップダートカネヒキリは強かった。しかし、タイムパラドックス、ほんと、道中は最高の競馬に見えたんだけどねえ…ペリエさん、どうして僕があなたを買うとダメなのですか?シーキングは距離より東京コース好き。

(18)ジャパンカップ:タップの逃げも観られたし、僕の今年のベストレース。ま、これを観て、「ハーツはやっぱり、『東京なら』走るねえ…」と思った僕がバカでしたよええ。

(19)阪神JFプリキュアが買っちゃあ、どうしようもない。というか、こんなレース、まともに予想している時点で負け組みですな。

(20)朝日杯FS:また藤澤厩舎に騙された…どうして、1800で勝っているリシャールからいかなかったのか…そういえば、フサイチ嫌いだったからだな。じゃあしょうがねえや。仲根かすみを忘れるために、福永激走!僕にとっては、嫌がらせだったけどね。

(21)有馬記念:ある意味、この1レースで2005年の競馬界のすべてに冷水をぶっかけたルメールはスゴイと思う。これで2005年は、「ディープインパクトという強かった馬が、最後の最後に負けた年」として人々の心にインプットされることになるだろうなあ。

総括:とりあえず、今年も「競馬に絶対はない」というのと、名前が美穂の人と僕が買う馬券は当たらない、ということがよくわかりました。来年は、まず自分で予想をして、それを外してから本当の馬券を買いたいと思います。
あと、今年はとにかく、「外国人騎手(もちろんデザーモは除く)が、とにかくよく来たなあ」と。日本人騎手でG1で何度か絡んでいたのは、関西は、武豊福永祐一、四位、池添、関東は横山典の2ゲットのみ。
来年は、基本的にはディープの年になると思います。今日は負けたけど折り合いは進歩している感じだし、一度負けたことで武豊もラクに乗れるでしょう。これで好位からの競馬にもチャレンジできるかもしれないし。ハーツクライは、今年の秋のデキが維持できれば、もちろん対抗格。ただし、次のレースは誰がどう乗るのかは要注目です。あとはリンカーンがなんとか空き巣狙いでG1獲れるかどうかと、インティライミの復活があるかどうか、くらいでしょう。でも、僕は15年くらい競馬やってますけど、年々理不尽なレースが多くなってきているという実感はあります。もっともそれは、馬の力が接近してきていて、展開次第でいくらでも結果が変わってしまう、ということなのかもしれませんが。

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