ハンバーガーを待つ3分間の値段―ゲームクリエーターの発想術 (幻冬舎セレクト)
- 作者: 斎藤由多加
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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あの「シーマン」のゲームデザイナーである、斉藤由多加さんの発想法の本。僕は昔からゲームを作る人が書いた本を読むのが好きだったのですけど、とくに最近、こうしてゲームクリエイターの人たちの「発想術」って、とりあげられる機会が増えてきたような気がします。
パックランドでつかまえて―テレビゲームの青春物語 (ファミ通Books)
- 作者: 田尻智
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2002/08
- メディア: 単行本
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桜井政博のゲームについて思うこと Think about the Video Games
- 作者: 桜井政博
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/03/31
- メディア: 単行本
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あるいは、「純ゲームクリエイター」ではないのですが、「I.Q.」を作った人の
- 作者: 佐藤雅彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/10/28
- メディア: 文庫
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そういえば、僕が小学生から中学生の頃って、ちょうど「キャプテン翼」の影響で、スポーツができる連中の多くがサッカー部に入るようになったんですよね。そして、日本のサッカーが強くなっていったのは、まさに「キャプテン翼に憧れた子供たち」がJリーグの主軸になってきた時期と重なります。
そして、僕が属していた「体育は勘弁してくれグループ」の中で、「面白い」連中の多くは、みんな「バンドやってみたいなあ」(「イカ天」ブームなんかもあったしね)あるいは、「ゲーム作ってみたいなあ」って言っていたような記憶があるのです。だから、「いま、ゲームを作っている人たち」っていうのは、たぶん、そういう20年前の「面白いことをやろうとしていた人たちの代表」なのではないかと思います。そりゃあ、ヘタな小説家や評論家より、面白いこと書くよな、という感じです。ゲームデザインっていうのは、いわゆる「研究者の世界」と比べれば、はるかに「より多くの、より普通の人々に伝えなければならない仕事」だから、「専門用語」に頼るわけにもいかないしね。