1 1 スーパーホーネット 川田将雅
1 ◎2 メイショウサムソン 石橋守
2 3 ロジック 幸英明
2 △4 マルカシェンク 福永祐一
3 5 トーホウアラン 藤田伸二
3 ○6 アドマイヤメイン 柴田善臣
4 7 フサイチリシャール G.ボス
4 8 パッシングマーク 北村宏司
5 △9 サクラメガワンダー 内田博幸
5 ☆10 アドマイヤムーン 武豊
6 11 ヴィクトリーラン 安藤勝己
6 12 アペリティフ 和田竜二
7 13 トップオブツヨシ 池添謙一
7 △14 ジャリスコライト 横山典弘
7 15 ドリームパスポート 四位洋文
8 16 ナイアガラ 小牧太
8 ▲17 フサイチジャンク 岩田康誠
8 18 エイシンテンリュー 蛯名正義
ダービーくらいは予想してもいいよね、と自分に言い訳しつつ。
とにかく混戦と言われている今年の日本ダービーなのですが、確かにこのメンバーはどの馬が買ってもおかしくない!
…と言いたいところなんですが、現実的には「勝てそうな馬」というのは、半分くらいなのではないかな、という気もします。でも、どの馬も軸にはしづらい。
でもまあ、とりあえず予想など。
◎メイショウサムソン
なんだかこの馬、テイエムオペラオーに似ているような気がします。オペラオーは毎日杯から皐月賞を勝ったあと、アドマイヤベガとナリタトップロードの決め手に屈して3着だったので、この馬も同じような結果になりそうな予感もあるのですが、今の東京コースは、よほどのハイペースにならなければ内枠有利、先行馬有利。しかも道悪が残りそうでもあり、まさにこの馬向きの舞台になりそうです。追い切りの動きもすごく良かったし、まさにメイチの仕上げ。
前目につけて、アドマイヤメインをマークして、直線半ばで抜け出せばいいはず。
…なんですけどねえ。ただ、ダービー一番人気で石橋騎手が平常心でいられるかどうか?という疑問もありますし、やっぱりどうも決め手には欠けるような…でも、今年はトップロードもアドベガもいないし、前で競馬できるし、皐月賞上位組で距離延長がプラスになりそうな馬って、この馬しかいないですから、やはり本命視る。
○アドマイヤメイン
出馬表を見て、「これはメインの単騎逃げ確定」とほくそえんでしまいました。今まで強い馬とやっていないというキャリアの不安もありますし、母プロモーション、母父へクタープロテクターという血統からも、2400mではどうなんだろう?という気はするんですよ。ただ、実際に2400mの青葉賞を好タイムで勝っているのは事実ですし、先週のオークスを視ても、やっぱり前に行けるというのは大きな武器です。というか、今の東京コースって、差し馬には厳しいのですよね。柴田善臣騎手への乗り代わりで逆にマークが緩くなりそうですし、先週のアサヒライジングでの「予行演習」を生かせれば、逃げ切りも十分に考えられる馬だと思います。
いや、馬の実力はもちろんなんだけど、これだけ混戦だと、展開とか枠順とかコースとかの影響が大きそうで。
▲フサイチジャンク
「あの末脚は広い東京コースでこそ!」なんて言っている人も多いのですが、外枠の馬は、なかなかレースの流れに乗り切れないことが多いのが今の東京競馬場ですし、そもそも、この馬はずっと2000mばかり走ってきたので、距離延長が本当にプラスになるのかどうか?僕は正直、距離延長がそんなにプラスに出るとは思えないのです。「良い脚を長く使える」というよりは、一瞬の切れ味のほうがこの馬の持ち味なのではないかという感じがしますし、全兄タイガーカフェも、皐月賞はノーリーズンの2着で「距離が伸びて」と言われていたダービーでは惨敗。もちろん、ブラックタイドを見てディープインパクトを語るわけにはいかないように、全兄弟だからといって全く同じように考えてはいけないのでしょうけど、外枠、後ろからという脚質と今の東京競馬場との相性、関東圏のG1では実績を残せていない岩田騎手、などのことも考え合わせると、なかなか本命にはしづらいです。
でも、「競馬関係者100人に聞いた」とかだとやっぱりこの馬の名を挙げる人は多いし、1番人気が強いレースなので、消しきれずに▲。
☆アドマイヤムーン
共同通信杯も弥生賞も勝っていて、皐月賞では堂々の1番人気。父エンドスイープで距離適性が不安視されているのですが、ダンスインザムードが負けたオークスで、「東京2400mでエンドスイープ産駒が来るわけないだろ」と自信を持って切ったスイープトウショウが2着に突っ込んできたのを見て以来、「エンドスイープ産駒でも、東京なら大丈夫なのではないか?」と思えてなりません。人気薄の武豊は怖いし。
△ジャリスコライト
唯一の関東馬。横山典騎手。7着だった皐月賞は休み明け。ここは上積みが大きそうだし、東京コースは2戦2勝。お兄さんのアグネスデジタルは、道悪上手でしたし、かなり面白い存在です。いや、悩ましい存在と言うべきか。いちょうSで不利を受けたあと立て直して伸びてきた姿が印象的で、ああいう勝負根性のある競馬を見せたことがある馬って、どこかで大仕事をするのではないかと思うのです。そういえば、エアグルーヴも、いちょうSで不利を受けてから突っ込んできましたし。
△サクラメガワンダー
うーん、「もう終わった馬」なのではないかという気持ちと、皐月賞では位置取りが後ろすぎたものの、上がり最速をマークしていたし、内田博幸騎手は魅力です。距離延長がプラスになるかどうかは微妙なのですが。
△マルカシェンク
僕は今回のダービーに関しては、「ヒダカブライアンみたいなもの」なのではないかという評価です。素質は認めますが、半年休養していた馬が、ひと叩きで(しかも負けてるし)ダービーを勝てるレベルまで良化するとは思えません。ただ、そろそろ福永祐一の番が来てもいいかもな、というのが唯一の不安点。
あと、ドリームパスポートは外枠と血統から無印、トーホウアランがものすごく人気薄なら、少し買うかも。
馬券は、◎○▲☆の馬連ボックスと、◎○から△への3連複。
でも、考えれば考えるほど、当らないような気がしてくるんだよなあ……
ダービーと有馬記念は、「なんとか当てておきたいレース」なのですけど。