琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

たかがサッカー、たかがスポーツ

「たかがサッカーで、そんなの心配しすぎ」
 僕もそう思うのだけれども、たとえば僕たちの身近な歴史では、あの「オウム真理教」が最初に話題になったときって、「恐怖の殺人教団」としてではなくて、「空中浮遊とかをやってみせる教祖がいる、今流行りの親しみやすい新興宗教」だったのです。当時のメディアには、オウムに好意的な(あるいは茶化したり、面白がっていた)記事が本当にたくさんありました。いわゆる超能力とか精神世界とかにちょっと興味があって入信してしまい、そのまま出られなくなってしまった人は、けっして少なくないはずです。
 僕は、人の「理性」とか「判断力」って、そんなに信用できるものじゃないと、つねづね自戒しています。

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