琥珀色の戯言

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「月刊アスキー」パソコンから「卒業」し、ビジネス誌へ

http://bcnranking.jp/business/15-00009153.html

そうか、まだ発行されてたのか…と内心驚きつつも、やっぱり寂しい話ではあります。
僕がX1ユーザーだったころから、「月刊アスキー」はずっと店頭に並んでいたわけですが、「I/O」「月刊マイコン」と並んで、「何が書いてあるのか、ほとんど理解不能のコンピューター雑誌」だったんですよね。これらの「硬派」と、「ログイン」とか「コンプティーク」「ポプコム」「ベーマガ」といった、ゲームの紹介記事中心の雑誌と、当時は大きく2種類の「マイコン雑誌」があったのです。「月刊アスキー」なんて、「ゲーム特集号」以外は、ほとんど何が書かれているのか意味不明だったんだよなあ。でも、これらの雑誌にはプログラムリストが載っていたので、昔の「ゲーム飢餓時代」には、ちまちまと「プログラム打ち込み」をやっていたものです。結局は、エラーメッセージ連発でうまく動かなかったり、ちゃんと打ち込んだはずだと思っていたら、次の号に「お詫び」が載っていたことも多かったのですけど。

月刊アスキー」というのは、パソコンを「ツール」として使うのではなく、「パソコンという機械そのものへの愛着」を主張してきた雑誌だと思うので、やっぱり、「1ビジネス雑誌」になってしまうのは寂しいです。そういえば、「ボコスカウォーズ」とか「ビスマルク追撃戦」が載ってたのも「月刊アスキー」なんだよなあ。

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