琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

SAW ☆☆☆☆(グロテスクな描写が苦手な人には☆☆)

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

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goo映画の「あらすじ」より。

老朽化したバスルームで覚醒する2人の男、アダム(リー・ワネル)とゴードン(ケアリー・エルウェス)。どちらも片足を太い鎖でパイプに繋がれ、身動きがとれない。部屋のほぼ中央には、頭部を撃ち抜いた死体が転がっている。全くの不可解な状況で彼らに与えられたのは、テープレコーダーとテープ、一発の弾丸、タバコ2本、携帯電話、2本のノコギリ。テープを再生すると、生き残りたければ、6時間以内に相手を殺さなくてはならないと告げる声が。いったい誰が何のために?そして、なぜ、彼ら2人なのか…。

僕は基本的に「怖い話」っていうのは苦手で(わざわざお金払って気持ち悪くなりたくないから)、怖そうな映画ってほとんど観ないのですけど、TSUTAYAで「あと1本何か借りよう」というときに偶然目についたので借りてみました。↑の設定を読んで、「この話、いったいどうなるんだ?」と興味を持ったこともあって。

それで、観終わった感想としては、正直かなり気持ち悪かったです。「拷問系」の描写がとくに。直接人の体が傷つくシーンは、ほとんど映像化されてはいないんですけど、それがかえって想像力を刺激してしまう面もあって。
でも、「この話、気持ち悪いなあ…」と思いつつも、「この先、どうなるんだ?」という興味のほうが上回って、終わりまで画面から目が離せませんでした。「面白い」というのは語弊があるかもしれませんが、「目が離せなくなる」映画なんですよ本当に。
細かい点には「なんか辻褄合わなくない?」というところも多いのですが、圧倒的な突破力がある作品であることは事実です。「なんだこれは?」と思いながら観始めて、終ったあとも「なんだったんだこれは?」と開いた口が塞がらない、そんな感じでした。

しかし、医者としては、いろんな意味で余計怖かったなこの映画……

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