琥珀色の戯言

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エヴァンゲリオン 新劇場版 REBUILD OF EVANGELION

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200609/gt2006090902.html

 「決着」という意味では、映画版の結末って、僕としてはもうこれ以上ないような「決着」なんじゃないかと思うのですよ。庵野監督もどこかで仰っておられたと記憶しているのですが、「もうそろそろ、『エヴァ』を語ることによって現実から逃避するのはおしまいにしようよ」というメッセージこそが、あの「完結編」での「決着」だったわけで。

 庵野監督は、想像以上の反響に戸惑い、これまで続編の製作を避けてきた。だが、10年の歳月が過ぎる中で徐々に考え方を変え、「きちんとしたラストを提供したい」と完結編の製作を決意。同映画の大月俊倫プロデューサーも「ファンの間で消化不良で終わっていたラストに半分答えつつ、半分いい意味で裏切りたい」と新たなラストを描くことで、現在まで続く論争に決着をつけるつもりだ。

 「きちんとしたラスト」って、たぶん、エヴァには必要ないと思うのです。庵野監督は、そんなこと百も承知のはずなのに。
 まあ、実際には「きちんとしたラスト」にするつもりなんてないんだろうけどさ。

 ところで、この記事に書かれている、

結末をめぐるネット上でのファンの論争は、現在のネット掲示板2ちゃんねる」を作り出すきっかけにもなった。

 というのは、事実なのでしょうか?

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