琥珀色の戯言

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Vフォー・ヴェンデッタ ☆☆☆☆

Vフォー・ヴェンデッタ [DVD]

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カムイ伝ですかっ!
と観終わったあと、思わず呟いてしまいました。この映画、あまりにも80年代的なのではないかという気もするのですけど、その大時代的な舞台設定が、今観ると逆に新鮮だったりもするのですよね。ナタリー・ポートマンが丸坊主になってまでこの作品に出演することにこだわった理由というのはよくわからないのですが、「V」という饒舌すぎる仮面の男は、確かに魅力的なキャラクターです。

「この服の下には理念しかない。理念を銃弾で殺すのは不可能だ」

なんていう最初はもう体中がこそばゆくなってしまうようなセリフが、観ているうちにカッコよく思えてくるんですよね。でも、あのスパルタ教育はちょっと酷いな。
マトリックス』のウォシャウスキー兄弟の製作・脚本ということもあり、もっと派手で爽快なアクション映画を期待していたので正直前半の1時間はけっこう退屈だったのですが、後半はちょっと感動してしまいました。ほんと、設定はよくわからないし、人物の見分けがつきにくいし、ストーリーもかなり唐突で「Vよ、そんなまわりくどいやり方じゃなくて、もっと簡単なやり方があるんじゃないか?」とは思うのですけど、それでも、けっこう気に入ってしまった作品でした。
怪傑ズバット」とかを喜んで観られる人じゃないと、面白がりにくいかもしれないけれど。

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