琥珀色の戯言

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「カンニング」中島忠幸さん逝去

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/12/21/01.html

 最近カンニングって、よくテレビに出るようになってきたなあ、と思っていたらあっという間に中島さんが入院されてしまって、カンニングといえば竹山隆範みたいになってしまったのですが、来春復帰、なんていう話も出ていただけに残念です。御本人や御家族、相方の無念はいかばかりか。

関係者によると、竹山は20日夜のラジオの生放送をキャンセル。中島さんの遺体のもとに駆け付けた。

 よく「親の死に目にも会わずに舞台をつとめる」というような「芸能界的美談」がもてはやされるのですが、生放送をキャンセルして中島さんのところに行った竹山さんは、本当に最高の「相方」だったと思います。中島さんが最初に体調を崩したとき、竹山さんは「急に忙しくなったための仕事疲れ」だろうと思って、あまり本気で心配していなかったと仰っていて、竹山さんのなかには、「自分がもっと早く病院に行くように勧めていれば……」という気持ちもあったのかもしれません。
 1993年結成の「カンニング」は、下積みが長く、10年あまりがんばってきて、ようやく売れてきて、中島さんは結婚、子供を授かったばかりの時期の病気休養、そして2年間の闘病……ちょうど同世代の人だけに、いろいろ考えずにはいられません。
 でも、中島さんは35歳の若さで召されてしまったけれど、奥さんや子供さん、そして、口は悪いけど優しい相方に最後まで愛され、自分の芸が世間に認められるところも見られたのだから、けっして、不幸なだけの人生ではなかったと思います。というか、そう思いたい。35歳で死ぬというのはあまりに若すぎるけれど、その35年間には、楽しいこと、良かったこともたくさんあったはず。
カンニング」の名前はどうするのだろうか、中島さんがいなくなってはもう「カンニング」ではないから看板を下ろすのか、それとも、中島さんの分まで「カンニング」の名前を竹山さんが背負っていくのか……世の中には、どちらも「正しい」ことってけっこうありますよね。
 謹んで、カンニング中島忠幸さんの御冥福をお祈りします。