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琥珀色の戯言

【読書感想】【映画感想】のブログです。2016年8月より、『はてなブログ』に移行しました。

沢尻エリカの「乱心」

エリカ様が謝罪、不機嫌理由は明かさず(日刊スポーツ)

不機嫌なエリカ様が謝罪した。主演映画「クローズド・ノート」の公開初日舞台あいさつでの態度が波紋を広げた女優沢尻エリカ(21)が2日、公式ホームページ上で謝罪した。「諸悪の根源はすべて私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」と、反省の言葉を連ねた。騒動余波で、6日に予定していた釜山映画祭への参加を取りやめを決定したが、なぜ不機嫌だったかは不明のままだ。

 沢尻の謝罪が公式HP上にアップされたのは2日午前4時ごろ。「多くのファンの皆さまを失望させてしまったことは、明らかに私のファンへの裏切り」「女優として、表に出て表現する人間として、プロとして、あってはならないこと」などと、反省の言葉が並んだ。しかし、何がそうさせたかは、明かされなかった。

 主演映画の晴れ舞台で、腕を組み、質問にも仏頂面で「特にないです」「別に」としか答えない9月29日の不機嫌モード全開の言動は、各所に影響を及ぼした。舞台あいさつ以降、沢尻のHPはアクセスが殺到。つながりにくい状態はこの日の謝罪文で拍車が掛かった。

「諸悪の根源は私」だなんて、ショッカーの大幹部かお前は!とか、この謝罪文のあまりの大仰さにも驚いてしまったのですが、この「エリカ様、ご乱心」に対する世間のバッシングの厳しさには、僕もけっこう驚いています。みんな、沢尻エリカに何を期待していたんだ?とも思うしね。

 なかでも、この舞台挨拶の作品『クローズド・ノート』は、かなりのダメージを受けている模様です。

Yahoo!映画-クローズド・ノート−作品ユーザーレビュー
↑なんて、もう本当に「すごいこと」になってます。まさに「炎上」。
総合評価が5点満点で「1.57点」ですからねえ……
しかも、「レビュー」の多くは、映画を観てもいない人たちの「エリカ様バッシング」……
まあ、もともとちょっと地味めの映画でもありましたし、かえって「話題性が増した」可能性もゼロではないとは思うのですが、さすがにここまでネガティブなイメージを振りまかれると、「いやまあ、女優なんだから、スクリーンで輝いていれば、それでいいんじゃない?」とも、ちょっと言いがたい雰囲気ですよね。

映画というのは数億円のお金が動く「事業」なわけですから、いくら「主演女優」とはいえ、ひとりの人間の軽はずみな行動でここまでの大損害を与えてしまっては、「謹慎」もやむをえないかと。まさか、ここまでの騒ぎになるとは、本人も予想外だったのでしょうが。

しかしながら、僕は逆にちょっと疑問に感じるところもあるんですよね。
沢尻さんはこれが初めての映画出演ではないし、この『クローズド・ノート』に関しても、【約2カ月間、100媒体以上の取材をこなすなど、作品への思い入れは強かった】そうなのです。
舞台挨拶というのは、そのプロモーションのいわば「総仕上げ」のはずですから、普通のコンディションの普通の大人なら、舞台挨拶の30分から1時間くらい、少々機嫌や体調が悪くても、「無難にこなす」ことは可能だったのではないかと思うんですよね。
もしかしたら、何かよほど大きな「問題」を抱えていた、あるいは、作品そのものが本当に気に入らなかった、共演者や監督とのトラブルがあった、などの理由があったのかもしれません。
それこそ「体調が悪くて……」とか言っておけばいいのに、などと別にファンでもない僕でさえ考えてしまうのですが、「言い訳」もしないエリカ様!
正直、「態度が悪い、ムカつく!」というよりは、「なんであんな態度をとったのだろう?」という疑問のほうがよっぽど強いです。

それにしても、「プロなんだから、人目につくところではサービスしろよ!」というのもわかるんですけど、以前取り上げた

 しかし、南野さんっていうのは本当にいろんな意味で「伝説の人」で、吉田豪さんの『元アイドル!』という本の八木小織さんの回で、こんなエピソードが紹介されています。

吉田:まあ、南野陽子さんには伝説が多いですからね。

八木小織:一緒にロケとか行くと可愛がってもらいましたよ。いい先輩だし綺麗で。ただ、変わってる人だとか気が強いとかっていう話はよく聞きましたね。でも、私に直接何かあったわけではなくて。

吉田:イベントで他のアイドルの方が声援が多いと、控え室で椅子を投げたり、親衛隊を呼び出して説教したりしてたっていう評判の人なんですけどね(笑)。

↑というような話を読むと、「人目につかないところでは『こんなもの』なら、表面ばっかり取り繕っても、かえってウソっぽいよな」とも感じるのです(さすがに南野さんは「特殊」なんじゃないかと思いますが)。そもそも、みんな沢尻さんの「人間性」に、そんなに期待してたの?

今回、いちばん戸惑っているのは「エリカ様」自身で、これまでもてはやされていた「女王様スタイル」が一挙に全否定されてしまって、どうしたらいいのかわからなくなっているんじゃないかという気もするのです。じゃあ、沢尻エリカがいきなりしおらしく、おとなしくなったとしても、誰も見向きもしないだろうしさ。休養するにしてもしないにしても、今後の「路線」は難しくなりそうです。

もしかして、沢尻さんって、「ものすごく頭が悪い」「全く『計算』ができない」人なのでしょうか?
そんなふうには見えないだけに、なんでこんなふうになっちゃったのかなあ、と謎は深まるばかりです。