琥珀色の戯言

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防衛漫玉日記(ビームコミックス文庫) ☆☆☆☆


防衛漫玉日記 (ビームコミックス文庫)

防衛漫玉日記 (ビームコミックス文庫)

内容紹介
素敵なオッサンたちの日記漫画シリーズ第1弾!!

とてつもなく辛気くさくて、アホらしい中年たちの、愛と慟哭のメロメロお笑い漫画!!

 『御緩漫玉日記』の3巻が出たのが2007年の4月ですから、あれからもう1年か……玉吉さんだいじょうぶかなあ(たぶんだいじょうぶじゃないからこういう状況なのでしょうが)、とか思いながら読みました。『オトナファミ』には毎号2ページくらい書かれてはいるみたいなのですけど。

 今回、『防衛漫玉日記』が文庫化されたということで読んでみたのですが、読み始めたときには、「やっぱりこのサイズだと、桜玉吉の絵の味が出ないなあ、あと、玉吉さんの色使いが好きなので、カラーページがほとんど無いのは寂しいなあ、と感じました。
 この文庫版、『防衛』の2巻分が1冊におさまっていてお得な感じはするのですが、やっぱり、「絵を愉しむ漫画」としては、単行本のほうがはるかに優れていると思います。僕はこの『漫玉』の世界観とストーリー(なのか?)展開に魅かれていたと自分では思っていたのですが、こうして文庫になったものを読んでみると、やっぱり「玉吉さんの絵」の力って大きいですよね。同じストーリーでも、他の絵柄で書かれていたら、こんなに「読める」作品にはなっていなかったような気がします。
 だからこそ、本当は、単行本で読んでもらいたい作品ではあるんですよね。2冊分となると、文庫版に比べるとだいぶお金がかかってしまうのですけど。

 僕は『漫玉』シリーズのなかで『幽玄』がいちばん好きなのですが、こうして読み直してみると、『防衛』の時代はまだまだ平和だったよなあ、という感慨に浸らずにはいられませんね……


防衛漫玉日記 (1) (Beam comix)

防衛漫玉日記 (1) (Beam comix)

防衛漫玉日記 (2) (Beam comix)

防衛漫玉日記 (2) (Beam comix)

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