琥珀色の戯言

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インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク ☆☆☆


インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [DVD]

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第2次世界大戦前夜の1936年ドイツのヒトラー総統は、エジプトの砂漠の中に眠る黄金の聖櫃(アーク)を我が物とすべく暗躍していた。それを手に入れた者には不思議な力が宿るという。世界じゅうをかけめぐるアメリカの考古学者インディアナジョーンズ(ハリソン・フォード)は、彼らの野望を阻止すべく危機また危機の大冒険を開始する。

 映画館で『4』を観る前に、『1』〜『3』までの復習をということで再見。
 微妙な「間」のとりかたとか、「ひとつの危機を脱出したと観客がホッとした瞬間に次のピンチがやってくるという、畳み掛けるような展開」とか、まさに「アクション・アドベンチャー映画の金字塔」です。
 ただ、いま観直してみると「この場面、どこかで観たなあ……」と思うようなシーンが多いのも事実。
 実際は、『インディ・ジョーンズ』の影響を受けた映画をたくさん観たための「既視感」なので、リアルタイムでこの映画を観たときにはものすごく新鮮だったのですが……
 正直、いま観るのであれば、『ナショナル・トレジャー』のほうが「面白い」かも。
 僕はこの映画のクライマックスの「アークの秘密」が、捻りも驚きもなくて拍子抜けしてしまったこともあり、いま観る映画としては、☆3つです。

 ところで、この映画を観ていると、映画における「音楽」の効果の大きさをあらためて思い知らされます。
 作中では、あのジョン・ウィリアムスのテーマ曲は、断片的なものやアレンジ版は流れるのですが、「完全版」が聴けるのはエンディングのみ。僕はなんだか、BGMばかり気にしながら観てました。
 実は、あのテーマ曲こそが『インディ・ジョーンズ』そのものじゃないかと。

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