琥珀色の戯言

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「ネットゲーム依存」の恐怖!


ゲーマー夫との生活 : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

夫との結婚生活が始まって1年。
昨年の夏に偶然F11を発見、購入しました。
その後、夫は暇さえあればパソコンの前に座るという生活が続いています。
休日ももちろん、起きてからずっとゲームに没頭する日々。
もちろん平日も帰宅後もゲームの世界へ。

せっかく結婚したので、朝少し早く起きてランチへ出掛けたいといっても
一度も実現せず。なにかイベントごとも疲れているからと却下。
土日はずっとゲーム。お腹が空いたとか用事のある時しか部屋から出てこず、一方わたしはその間ずっと別の部屋で、彼が現実社会へ戻ってくるのをまっているのみ。
わたしも趣味をもったり出掛けるべきという方もいると思います。
もちろんそうだと思います。日本に住んでいるならば。
私の場合、夫の仕事の都合で現在海外で生活しています。

海外の日本人社会というのはとっても狭く、そして、夫婦一緒というのが
当たり前という雰囲気で、
土日はお友達は基本的にご主人とランチに出掛けたりお出掛けしたりと時間を過ごしており、だからひとりで出掛けたものならば、
知り合いにも出会い、「ご主人は?」と必ず聞かれます。

 うーん、これは難しい問題だ……
 「ネットゲーム依存」というのは、実は、ものすごく危険な依存症なのではないかと思うんですよ。
 あるものに依存することのリスクというのは、その対象の「営業時間」と「社会的認知度・有益度」によって決まると僕は考えていて、「パチンコ」が「競馬」よりも依存の対象としてハイリスクなのは、「パチンコ屋は営業時間が長い」からなのではないかと。依存によって失うもののなかで「お金」「健康」はしばしば言及されるのですが、「時間」に関しては比較的無頓着な場合が多いようです。でも、これこそまさに「取り返しが付かないもの」なんだよね。
 そういう意味では、「営業時間」がない「ネットゲーム」というのは、依存の対象としてはとても怖いように思われます。
 ただ、正直言って、この男性の場合には、とりあえず「ちゃんと最低限の仕事には行っている」みたいなので、あとは、「こういう家庭生活を妻が容認できるか?」ということに尽きるような気がします。

 でも、こういうのって本当に難しいよね。
 妻側が、「海外赴任なんだから、現地の日本人コミュニティに溶け込まないと」と考えているのはよくわかるのだけど、人付き合いが苦手な僕としては、「外国での生活でただでさえ気を遣っているのに、その上、現地の日本人コミュニティでまで面倒な人付き合いを強要されるのは辛すぎる……」という気持ちも理解できるんだよなあ。
 ほんと、結婚しちゃったのがお互いにとって不幸だったのかも……

 ネットゲームに限らず、「ネット依存」は危険です。
 せめて、「ネットをやらない時間帯」をしっかり決めるようにしなくては。
(参考:(ネット依存症者のための)ネットで時間を浪費しないための十ヶ条 - 琥珀色の戯言)



……というエントリを書いているのが26時なわけです。
そう簡単に「依存」から抜けられるのなら苦労しないよね……

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