琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ハンコック ☆☆☆☆


あらすじ: 強大な力を持つヒーロー、ハンコック(ウィル・スミス)だが、酒好きでキレやすく市民には歓迎されていない。ある日、事故を防ぐために電車をエルボーで止めたハンコック。このときに助けられたPRマンのレイ(ジェイソン・ベイツマン)は、嫌われ者のハンコックに真のヒーローになってもらうべくさまざまな戦略を練るが……。(シネマトゥデイ

映画館で予告編を観たときには「ああ、要するに嫌われ者ヒーローが、何かのイベントをきっかけに『改心』して、みんなに愛されるようになるって話なんだな。うわーベタベタ……」と思っていたんですよね。それでもけっこうヒットしていたみたいだし、家で気分転換に観る映画としてはちょうどいいんじゃないかな、とレンタルされるのをそこそこ楽しみにしていました。
それで、実際に観てみたんですが……

結論から言うと、良い意味で予想が裏切られたな、と。
予告で流されていたのは、この映画の「半分」でしかありません。残り半分については、かなりぶっ飛んだ展開なんですが、教訓的・感動的な映画にするより、とにかく映画の前の観客を楽しませようという開き直りが僕には心地よかったです。
同じ「90分アクション映画」の『ジャンパー』より数十倍くらいこっちのほうが「面白かった」です。
「何も考えずに楽しめるアクション映画、しかもあんまり長くないやつ」をお求めの際には、かなりオススメ。

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