琥珀色の戯言

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旅ボン 沖縄編 ☆☆☆


旅ボン 沖縄編

旅ボン 沖縄編

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
波照間島与那国島石垣島竹富島西表島と…あと那覇も。役立つ情報は少ないですが、たぶん面白いですよ。この旅行マンガ。


【目次】(「BOOK」データベースより)
1日目 国際通りと涙のスタンプラリー/2日目 のんびりゆったり水牛車に揺られて/3日目 嵐の南国リゾート/4日目 日本最西端の感動は、ヤギ汁と共に…/5日目 ねむい人も合流。みんなでシーサー作り体験/6日目 さわやかな青空の下、日本最南端へ!/7日目 アウトドア100% カヤック&ジャングル探検/後日 沖縄再訪そして…

おお、なんだか久々に見たな、このシリーズ。
前作『北海道編』が出たのが、2009年の4月。なんと2年半ぶりの新作です。
まあ、僕としては、別に「待ちに待っていた」わけでもないんですけどね。


この『沖縄編』、やたらと雨にたたられていたためか、けっこうインドア系の話が多いのですが、インドア派の僕にとっては、けっこう親しみやすい内容でした。
やたらと「誰もやらないような、珍しいことをやってみせて奇を衒おうとする旅行記」よりも、こういう雰囲気のほうが僕は好きです。
今回は、これまでほど「女性編集者軍団」の話ばっかりじゃなかったですし、食べ物や名所のイラストも、すごく丁寧に描かれていました。


食べ物の味も、けっこう正直に書かれているみたいで、これを読むと、もう「ヤギ汁」は一生食べたくないな、と思わずにはいられません。
(「ヤギ汁」への著者のトラウマっぷりはかなりのものです。本当にそんなに不味いのだろうかと、かえって興味がわいてもくるのですが……)


取材に行ったのが2007年でちょっと古いし、実際の旅行の役には立ちそうもないのですが、旅をネタにしたコミックエッセイのなかでは、「悪くないほう」だと思います。

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