琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

SUPER 8 ☆☆☆


SUPER 8/スーパーエイト ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

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【STORY 】
愛する母を事故で亡くし、保安官の父と暮らすジョーは、悲しみを忘れるために仲間と8mm映画を撮っていた。そして撮影で知り合ったアリスに恋心を抱く。
そんなある夜、彼らは米軍貨物列車の大事故に遭遇し、列車から逃げる“あるもの”を撮影してしまう。事故の後、次々に人が行方不明になり、軍は町を封鎖。少年たちは密かに町へ戻り遂に“あるもの”に遭遇する。それは永遠に忘れられない冒険の始まりだった...。

 けっこう話題になっていた映画だったので、期待しつつ鑑賞開始。


 おおっ、何だこの破壊シーンはっ!
 『E.T.』みたいな子どもたちと宇宙人の交流の映画だと聞いていたのに……
 えっ、それでいいの?
 というか、これハッピーエンドなの?
 うーむ……


 極力ネタバレなしで実況すると、こんな感じでしょうか。


 この映画を観ていて感じたのは、「アメリカ人にとっては、子どもが自主制作映画を撮るっていうのは、そんなに珍しくないことなんだな」というのと、アリス役の女の子がかわいいな、ということくらいでした。
 敵の「正体」は、やたらともったいぶっているわりには、なんか拍子抜けしてしまったというか、もったいぶられた分だけ、かえってがっかりしたというか……

 子ども、映画づくり、エイリアン……
 ヒットしそうな要素を3つ混ぜてみたら、どれもこれも中途半端になってしまって、登場人物には共感できないし、サスペンスとしての怖さもどんでん返しもないし、という駄作ができあがってしまったようです。
 いろんな過去の名作へのオマージュが詰まっているらしいのですが、本編がつまらないのに、オマージュばかり取り沙汰されてもねえ……

 いちばん面白かったのは、子どもたちがつくった「自主制作映画」だったんじゃないかな……

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