琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

コメント欄新規書き込み停止のお知らせ

 本日、2012年4月1日から、当ブログのコメント欄への新規書き込みを停止させていただきました。
 ずっと前から考えていたことで、特定の誰かのコメントがきっかけになったわけではありません。
 また。そう思われないために、新年度にあわせての措置としました。


 このブログは開設以来、コメント欄を設けており、当初は僕自身が返信を心掛けていたのですが、途中からは、コメントの量・内容的に返信が難しくなってきて、ほとんど放置しておりました。
 それでも、コメント欄を開き続けてきたのは、キレイなほうの理由としては、「ネット上で素晴らしい出会いがあるのではないか(「出会い系的に」ではないですよ念のため)」「エントリとともにコメントを見られたほうが、読んだ人に対して「公平性」「客観性」を保てるのではないか」というものです。「コメント欄に自分への批判を自由に書かせている、懐の広い人だと思ってもらえるのではないか」などと考えてもおりました。
 また、「こんなエントリで『炎上』しているブログをみて、『ああ、このくらいの内容でも酷いことを書かれるのだ。ネットにはめんどくさい人がいるなあ。これなら、自分のブログに酷いコメントを書かれるのも、別にエントリの内容が異常なわけじゃないんだよな」と安心してくれるブロガーさんがいるのではないか、というのもあります。
 僕もいままで、「書いてもいないことを勝手に読み取って批判する人」とか「内容ではなく、書いている人のことを攻撃する人」とかに悩まされている大手ブログをみて、悲しかったり、憤ったりしたことがたくさんありましたから。


 汚いほうの理由としては、そういうのは「可視化」しておけば、結局、書いた本人のほうが恥ずかしい目にあうだろう、というのもありましたし、こういうコメント欄をみて楽しんでいる「お客さん」もいるんだろうな、という「営業上の理由」もありました。
 火事と喧嘩はネットの華ですからね、いまもむかしも。
 あと、コメント欄で「ガス抜き」させておけば、いちいちメールとかで返信を要求してくるような人が減るだろう、とも。
(原則的に、メールのお返事はしていません。twitterでも、気が向いたらお返事することはありますが。期待されると困ります)


 今回、新規書き込み停止とした最大の理由は、結局のところ、開いておくことのメリットよりも、デメリットのほうがはるかに大きいと判断したからです。
 僕自身への批判や悪口は、こうして書いている以上、ある程度は受け入れざるをえないところはありますが、コメント欄に書いている人どうしで争ったり、差別的な発言をしたりする人たちに対して、個別に対応する時間はありません。
 そもそも、僕自身、ここ数年は、コメント欄を極力見ないようにしていました。読むとつらくなるときもあるので。
 このブログのエントリの一部だと思ってコメントを見ている人に迷惑をかけるかもしれないし、自分が「見ていない」「見たくない」ものをずっと他人に見せ続けるのもどうなのか、ということです。
 結局、「それでもコメント欄を開放しているのは、あまりにも不誠実だろう」というのが、僕の結論です。


 というわけで、本日より、コメント欄の新規書き込みは停止させていただきました(これまでのコメントはそのまま見られます)。
 楽しみにされていた方には、大変申し訳ありませんが、僕の判断を尊重してくだされば幸いです。

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