琥珀色の戯言

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「へなちょこパンチ」が変えた人生

2012年5月3日(木・祝)に、NHK-FMで放送された、特撮番組のテーマ曲や挿入歌を10時間にわたって取り上げるラジオ番組「今日は一日“特撮”三昧」のなかで、ゲストの女優・長澤奈央さん(『忍風戦隊ハリケンジャー』に野乃七海(ハリケンブルー)役として出演)のこんなエピソードが紹介されていました。
長澤さんは、18歳のとき『ハリケンジャー』のオーディションを受けておられます。

 そのときは、台本を読んだりとか、その変身ポーズをしましたね。
 で、何次審査ってあるので、最終審査は、男の人と一緒にやるんですけど、こう……並びを見たりとか、一緒に変身ポーズをやってみたりとか、いろいろしてましたね。


(中略)


 その(最終審査の)とき、私、2回くらいしか習い事として行ってないのに、特技として「少林寺」って書いてしまったんですよ。
 なんかそういうのがあったほうが、オーディションに受かりやすいかなあ、と思って。
 ちょっとアピールしたかったんですけど、なんせ2回くらいしか(練習に)出てなかったので、あの、これから始めようと思っていたところだったので、全然できないのに、
「あの、長澤くん特技少林寺なんだ、やってみて」って言われて……あっ、どうしよう……って。
 えいっ!ってやってんですよ。へなちょこパンチを。
 そしたらみんな、失笑で……
 でも、プロデューサーさんとか、みなさんに聞くと、それが「七海のイメージにピッタリだった」って言われたんですよ。
 キャラクターとしてピッタリだったから選んだんだよ、といいような話をされました。
 それを一緒に見ていた『ハリケンジャー』に決まった男の子たちは「あれはないよ、お前!」って。
 なんでもやってみるもんだなあ、って思いましたね。


この話、なんだかとても面白かったので御紹介したのですが、考えてみると、「だからプロフィールにまともにできない習い事を特技として書いておいたほうがいいよ」というような話でもないし、「教訓」にはならないですよね。
「長澤さんって、運のいい人だなあ」というだけなのかもしれません。
同じことを10回やったとしたら、8〜9回は「ウソつき!」と軽蔑されるようなことだから。
でもまあ、人間って、不思議な巡り合わせみたいなのがあるのだなあ、ということは言えるかな。
たしかに、「真面目にやった」他のメンバーたちは、「あれはないよ!」だったでしょうけど。