琥珀色の戯言

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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション ☆☆☆



あらすじ
傭兵(ようへい)軍団エクスペンダブルズを率いるバーニー(シルヴェスター・スタローン)のもとにCIAのドラマー(ハリソン・フォード)が現れ、あるミッションを下す。それは、エクスペンダブルズを結成した仲間だったものの悪の道を進んだストーンバンクス(メル・ギブソン)の身柄確保だった。ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカで激しい追撃と攻防を展開するが、バーニーの戦術を知るストーンバンクスに苦戦を強いられる。仲間の身を案じ、バーニーはエクスペンダブルズの解散と新チーム結成を考えるが……。


参考リンク:映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』公式サイト


2014年34本目の劇場での鑑賞作品。
金曜日の夕食どきの回で、観客は僕も含めて3人でした。
次の回、レイトショーは、そこそこお客さんがいたみたいです。


出たな、妖怪「ナガバナ」!
などと思いつつ観ておりました。
アントニオ・バンデラスさん、何かの事情で、すごくお金が必要なのかな……
でも、あのキャラは面白くないというか、ただ観ていてめんどくさいだけだよねえ。


この「消耗品部隊」こと、『エクスペンダブルズ』も、もう第3弾。
ハリウッドで「使い捨てられた」ようにみえたアクションスターたちの大同窓会は、彼らにとっての転機になりました。
なんのかんのいっても、「銃撃戦、爆発、友情」の三大要素を含んだ「ベタなアクション映画」への需要というのは、ハリウッド側が思っていた以上に存在している、ということなのでしょう。
「使い捨ての傭兵部隊」と「忘れられかけていたハリウッドのアクションスター」たちを重ねて観てしまいますしね。
全体の7割くらいがドンパチシーンで、残り3割がオッサンたちの友情確認シーン。
オッサンたちが酒場でしみじみと語り合っているシーンが延々と続くハリウッドアクション大作なんて、まず他には考えられません。
でもさ、それがなんか「良い」のだよね。バーニーが、クリスマスの方を黙ってポンポンと叩いて、クイっと酒をあおる、そんなシーンが。


「バカには仲間が必要だろ?」
もうね、ベタなんだけど、こういうベタにちょっと涙腺が緩みそうになってくるんですよ僕くらいの年齢になると。
前立腺は肥大しつつあるというのに。
「おかえり、テリーマン!」ですよ本当に。


この『3』は、なぜバーニーが今までのチームを解散したのかよくわからないというか「キャスティング的な事情」があったのではないか、というような想像をしてしまうのですが、ワラワラと出てくる大量の敵たちをまとめてやっつけるエクスペンダブルズの面々は、まるで『三国無双』のキャラクターを見ているようです。
スタローンやハリソン・フォードなどは、もうヨレヨレというか、かなり一杯一杯な感じなんですが、それが、この映画にとっては妙にリアルだったりもするんですよね。
「いやもう、スタローンが元気で、この映画で稼いでまた頑張ってくれれば、それでいいや」なんて。
昔の名前で出ているスターたちが、ゴジラトランスフォーマーに対抗して、ボロボロになってがんばっている映画。
ストーリーとか、基本的にどうでもいいんだよねえ。


……という作品なので、あまりスタローンさんに思い入れのない僕にとっては「つまらなくはないけれど、映画館でわざわざ観るほどでもないな」というのが率直な感想です。
 しかしこれ、DVDを家で観ても、破壊の魅了は伝わりそうもないんだよなあ。
 観るなら映画館で、が正解かもしれません。

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