今年も残り少なくなりました。
恒例の「今年僕が面白いと思った本ベスト10」です。
いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、どれも「本当に多くの人に読んでみていただきたい本」です。
(ちなみに、このブログで2016年中(12/28まで)に感想を書いた本は、285冊。ちなみに去年は332冊、一昨年は321冊でした。
2ヵ月近くの夏休みの分、ちょっと少なめになっています。
それでは、2016年のベスト10をどうぞ。
まず、10位から6位まで。
<第10位>テニスプロはつらいよ~世界を飛び、超格差社会を闘う~
<第9位>ストーナー
<第8位>ダーリンは70歳
<第7位>故人サイト
<第6位>アンドロイドは人間になれるか
続いて、1位〜5位です。
<第5位>最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常
<第4位>らぶれたあ オレと中島らもの6945日
<第3位>酒井若菜と8人の男たち
<第2位>モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い
<第1位>サピエンス全史
というわけで、『琥珀色の戯言』の2016年のベスト10でした。
例年は、上記のエントリのように、けっこう長々としたものになっていたのですが、今年は『はてなブログ』に移転したこともあり、シンプルにまとめてみました。
面白そう、と思うものがあれば、それぞれの紹介記事を読んでみていただければ幸いです。
ここまで書いてきて、今年は小説がひとつも入っていない、ということに気づきました。
『コンビニ人間』を入れようかと悩んだのですが、次点ということで。
僕の印象としては、今年は「人工知能」に関する本(コンピュータ将棋ソフトを含めて)に印象深いものが多かったんですよね。
イギリスのEU離脱に難民問題、アメリカ大統領選挙で予想外のトランプ候補当選と「分断の時代」に関する本もけっこうたくさん読みました。
これらのテーマは、2017年も、引き続き、あるいは、今年以上に多く扱われ、本もたくさん出ることになると思います。
そういえば、来年、村上春樹さんの新作も出るらしいですね。
「タイトル未定」で予約を受け付けている本なんて、村上さんの新作くらいだよなあ。
あと、転載していただいている『BLOGOS』さんで賞をいただいたのは、良い思い出になりました。
これも、ずっと読んでくださっている方々のおかげです。
本もブログも、書いている側だけでなく、読んでくれる人がいてこそ、存在できるものなので。
本当に、ありがとうございます。
とりあえず、来年も同じように更新していく予定です。
それでは皆様、よいお年を!
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