- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: Blu-ray
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『トイ・ストーリー3』のスタッフが贈るディズニー/ピクサー最新作!
- 前作『カーズ』の人気キャラクターが新しい仲間と繰り広げる、問答無用で楽しく爽快なスパイアクションアドベンチャー
- “クルマの世界”を舞台に、天才レーサー・マックィーンとおんぼろレッカー車・メーターが、友情を武器に巨大な陰謀に立ち向かう!
- 世界中で繰り広げられる冒険の始まりはニッポン!眩いばかりのハイテクと格式高い伝統が融合するニッポンの魅力が満載!
自宅で息子と一緒にDVDを鑑賞。
前作『カーズ』は、「所詮子供向けだろ」と思いつつ観て、その映像のクオリティとストーリーに感動した作品です。
息子も『カーズ』が大好きで、今回の『2』も楽しみにしていました。
ところが、冒頭はまるでスパイ・アクション。
ライトニング・マックイーンも出てこないし、どうなることかと思っていたのですが、結局、前作のようなレースの話ではなくて(レースシーンもそれなりにはあるのですけど)、スパイアクション+カーアクション、という内容です。
しかも、主役はメーター。
相変わらず映像は素晴らしいし、ストーリーも「子供向けでありながら、大人も楽しめるレベルの苦みも隠されている」ものでした。
ただし、「全年齢向け」を指向してしまったために、「子供にはちょっと難しく、大人には少し物足りない」印象もあります。
前作くらいのほうが、「子供は子供のワクワク感を持って、大人は童心に帰って」観ることができたかもしれません。
メーターに対して、「ボロは着てても、心は錦」的なイメージを植え付けようとしているのが伝わってくるのだけど、僕には、メーターの「面白さ」「率直さ」よりも「友達としての面倒くささ」のほうが印象的でした。
この『2』を観ていると、なんかライトニング・マックイーンが、本当に「いいひと(じゃなくて車ですが)」に見えてきます。
とはいえ、この美しい映像世界での車たちの姿をみているだけで嬉しくなってしまうのは事実だし、息子も大喜びしながら何度も観ています。
「良作」であるのは間違いありませんし、なにより、息子が飽ずに観てくれるのは助かるんですよね。