琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「世界の中心で、愛をさけぶ」(片山恭一)

只今読了。詳細な感想は、まとめてあちら(たぶんマニ憂)のほうで書きますが、なんと言ったらいいのだろう、教科書的な「泣かせる小説の典型的な一例」を読まされたような気分です。僕は全然泣けませんでしたけど。

<本のオビから>
【「東京から松本に帰るバスの中で読みました。涙が出そうでした。何回も読み直しています。」(21歳・女性)】
↑というのを読んで、「長い車中であまりに早く読み終わってしまって、これで1400円(+税)か…と泣きながら何回も読み直したのでは」とか思ってみたり。

しかしまあ、ここまでベタでシンプルなものをみんな求めていたのか?という気もするんだよ。
僕も感動はできなかったけど、まあ「読んで損した」とまでは思いませんでしたし。それにしても、「マンガの小説化」みたいな話だ…
みんな、これで泣いてしまうほど小説に対する抵抗力が落ちてるのかい?

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