琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

温度差

小泉さんを批判している人がけっこう多いみたいだけど、僕は「行かないよりは行ってよかった」と思います。あんな疲れた顔の小泉さんを見たのははじめてだよ。
うーん、なんと言ったらいいのだろう、せめて家族だけでもと努力した人たちを「そんなの最低だ!」と罵倒するのが正しいのだろうか?感謝すべきところは感謝すべきなんじゃないのかなあ。
だいたい拉致したのは日本政府でも小泉さんでもないのに。
「人質」を取られているから北朝鮮批判もおおっぴらにできないのかもしれないけどさ。
でも、僕がジェンキンスさんでも、日本に来たいとは思わないぞ。
日本の同盟国から亡命してきたんだからさ。
アメリカだってこの軍規乱れまくりの御時世で、そう簡単に「特例」を認めてやるわけにはいかないだろうし。
そういう意味では、北京での再会というのは「現状ではベストの選択」なんじゃなかろうか。

苛立ちがあるのは頭では理解できるのだけど、どうもあのやりとりをみていると、いたたまれない気持ちになるのです。どんなに頑張っても親に褒められない子供をみているようで。

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