琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

「拉致被害者家族、一部帰国」について

http://d.hatena.ne.jp/sumida/20040523

まさに正論、だと思います。
「小泉さんもがんばったのだから、あそこまで罵倒しなくても…」とか書いた僕としては、耳に痛い話です。
ただ、あの記者会見の光景、「まったく罪なくして拉致された被害者の家族会」という「絶対的に正しい人々」が、言い返せない小泉首相に一方的に罵詈雑言を浴びせているという光景は、観ていてとにかく痛々しかったのは確かです。少なくとも5人は取り返してきたわけだから、あんなに責められるだけじゃ辛いだろうなあ、と。あの首相とのやりとりだけ見れば「イジメ」のようにすら感じました。今までの経過は頭では理解できていても、人の感情は今現在見えるものに強く左右されるものですから。

新聞の世論調査で、日本人の6〜7割が今回の結果に対して「一定の評価」をしているというのは、否定できない事実だと思います。もちろん、満足はしていないにしても。
「愚かな一般大衆は騙されている」ということなのかもしれませんが、拉致問題が日本という国を挙げて取り組むべき課題となっているのは、「大多数の国民(=愚かな一般大衆)の北朝鮮への憤り・被害者・家族への共感」が背景にあることはまちがいないわけですし、「感情的な小泉擁護論」というのは、そんなに「奇妙奇天烈なご意見」なのでしょうか?

アクセスカウンター