http://nakatake.internet.ne.jp/blog/mt/archives/000218.html
なるほどなあ、と思いながら読みました。
ただ、あの「ドリームキャスト撤退」のときのセガは、もういいオトナになっていた僕からすると「ドリームキャスト撤退」か「セガが潰れる」かの二者択一という状況に感じられたので、正直「これでセガは潰れないですむな」と思いました。
セガのゲームが遊べなくなるのは、やっぱり寂しかったので。
まあ、「PS2で出せば売れる」はずのセガのゲームたちが、一部を除いて作品の質のわりには売れず、「レンタヒーロー」とか「セガガガ」みたいなイカレたセガ作品があまり出なくなったのは寂しいかぎりですが(まあ、「セガガガ」なんて、ヤケッパチ以外の何者でもないと思うけど)。
そう考えると、「近鉄」の合併というのは、むしろ「企業としては必然の流れ」なのかもしれません。ただ、けっして人気球団とはいえない2チームが「合併」しても、赤字+赤字が黒字になるとも考え難い。
それよりなにより、僕がいちばん疑問なのは「どうして球団のオーナーという人たちは、他所のチームを『赤字体質』にしておいて、自分のところだけ甘い汁を吸っているナベツネとか久万とかに対して抗議行動をやらないのか?」もしくは、「そんな目にあってまで、自分のチームを持っていたいの?」ということです。
ほとんどのチームは大赤字なのだし、企業としては「不良債権」みたいなものです。どうして「球団経営」にそんなにこだわるのか、というほうがかえって不思議。
もっとも、そのくらいの赤字は、広告としてのメリットで埋まる、という判断なのかもしれませんが、それなら「球団単体での健全経営」なんて、所詮夢物語ということでしょう。赤字赤字っていうけど「宣伝費」と考えれば、単なる「必要経費」でしかないのだから。
むしろ、球団なんて巨人と阪神と中日と西武だけを残して、みんな倒産してしまえばいい。「企業」だったら、そのほうが自然なはず。
そうしたら、僕は野球なんて一瞥もくれずに、平和な夜を過ごせますし。