http://www.sankei.co.jp/news/040719/boo005.htm
まあ、いかにもこんな選考過程だったんだろうな、という内容なんですけど。
「介護入門」のラップ調文体は、ひょっとしたら筒井作品の影響ではないのか、などとまだ読んでもいないのに考えてみたり。僕は「オテル・モル」を読んでみたい。
あと、舞城さんの【各章の関連やいかなる意図によるつながりかがわからない】とか、伊坂さんへの【登場人物と作者の距離感が問題】なんていうのは、作者的には狙ってやっているところをそういうふうに解釈されている限りは、彼らに受賞の機会が巡ってくることはないのではないか、と心配になってしまいました。