http://www.oriori-no-uta.com/diary/?date=20040909
考えてみると、救急車というのは「呼ばれたら断れない」という決まりなので、今までの運用件数というのは、すべて「利用者側の良心」に委ねられてきたわけです。
それでも破綻しないでこれたのは、おそらく、「このくらいで救急車を呼んではいけない」というような、利用者側の自制心のおかげなのだろうな、とあらためて思いました。
その一方で、重症にもかかわらず「ご近所に恥ずかしいから、救急車を呼べなかった」なんていう人もいたりして、なんだかなあ、と考えてみたり。
それにしても「救急車を呼びたくなるような寂しさ」っていうのは、救急隊や病院にとっては、はた迷惑でしかないんですが、そこまでのことをするほどの「孤独」がこの世界に転がっているというのは、いたたまれないような気もするのです。