琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「ドラゴンクエスト」の18年間


考えてみたら、18年前から、堀井雄二すぎやまこういち鳥山明の3人は、「何百万人もの人に愛されるゲーム」と作り続けているわけで、その持続力というのは本当に信じがたい気がする。僕の記憶の中のゲーム作家たち、「ドラゴンスレイヤー」シリーズの木屋さんとか、「ハイドライド」の内藤さんとか、「ファイナルファンタジー1」の飛行船のプログラムで一世を風靡したナーシ・ジベリさんとか、「エメラルドドラゴン」を作った人とかは、いったいどこで何をやっているのだろうか?堀井さんよりはるかに最近なのに、すでに草葉の陰っぽいE野さんとか。そして、僕が思い出すこともできない無名のゲーム作家たち…
考えてみれば、ゲーム業界というのは、いろんな若い人たちの才能を食いつぶしてここまで発展してきたわけで、その進化に取り残された人たちのことを思うと、なんだかとても切ない気持ちにもなります。
とくに、プログラマーとか最新技術系の人たちは、キツイだろうなあ、と思う。
ゲームデザイナーとかグラフィック・サウンドとかは、「作ったものを技術的に再現できない」時代が長かったけれど、技術系は常に「限界ギリギリ」の仕事を求められてきたわけだしね。

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