琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

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 ときどき、他人の気を引こうとして自分の嫌いなものをけなしてばかりいるサイトがあるが、罵倒芸なんていうのはよほど巧くないと全然面白くもないし、そもそも役に立たない。考えてもみたまえ、赤の他人でも「誰かが面白いと感じているもの」を知れば、ひょっとしたら自分の趣味が広がるかもしれないが、赤の他人が「つまらないと考えているもの」なんて、せいぜい「買わないようにしよう」「観ないようにしよう」でオシマイだ。
 生きていく上で「嫌いなもの」を把握しておく必要があるのは、身内と友人・知人くらいで十分事足りるのだからさ。
 そもそも、一般的に「ファンサイト」のほうが、「アンチサイト」よりはるかに賑わっているじゃないか。

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