琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「美味しさ」について考える。

週刊アスキー」に、「明星チャルメラ」は、ゆで汁でスープをつくったほうが美味い、という話が載っていた。たぶん、ゆで汁に旨味の成分が溶け出すからなのだと思うのだが。
 でも、僕はなんとなく、あのちょっと白くにごった汁でスープを作るのには抵抗があるんだよなあ。そういえば、漫画「美味しんぼ」に「上物のふぐの白子と味が似ているもの」として「羊の脳」が出ていて、僕はそれを読みながら、「いくら同じくらい美味しくても、「これは脳だ」と一度わかってしまうと、いくら味が良くても美味しく感じられないのではないかなあ、と思った記憶がある。やっぱり、味というのは、舌だけのものではなさそうだ。
 まあ、僕はいつも、「食べ物に関しては、信じられないくらい保守的」とか言われているわけですが。

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