琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

これが日本の2004年のダメ映画!

http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20050127-00000007-flix-ent

 この記事そのものは、なんだか文春に媚売りまくりみたいで感じ悪いのですが…
 とりあえず、僕は「デビルマン」に関しては観ていないので論評はできません。原作は大好き(というか、読みたくないのに読んでしまう本、なのかもしれない)なのですが、この映画に関してはいろんなところで叩かれまくっていますし、「叩かれてやむなし」というレベルの作品みたいなんですけどね。

 しかしながら、「CASSHERN」は、僕はそんなにキライじゃないんですけどねえ。

[映画]「CASSHERNキャシャーン」感想(激しくネタバレ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=68818&pg=20040501

↑で以前書いたように、この物語の破綻っぷりには、ある種の前衛性すら感じますし、プロモーションビデオなら、それはそれで良いのではないかなあ、と。
別に「正しい映画のフォーマット」に乗っかっていないからという理由で「ダメ映画」にしなくてもいいような…僕からすれば、そういう「正しい映画のヒナガタに適合しているだけのつまらない映画」というのは、けっこうあるような気がするんだけどなあ。

まあたぶん、みんなが褒めてたら、僕は叩くだろうな、というレベルの映画でもあるんですけどね、「CASSHERN」。

ハウル」は、まあ有名税ってことで。誰も知らないような映画ばっかり叩いてもきじとしては成立しないだろうし(もちろん僕も「大傑作」だとは思わないけれど)。

しかし、日本の映画評論家という人たちの多くは、SFやファンタジーに対してあまりに冷淡なのではないかな。

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