琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

最近のアカデミー作品賞受賞作を独断と偏見で評価するよ。

1990年 第63回 ダンス・ウィズ・ウルブズ

長い。あのころはケビン・コスナーなら何でも許されると思っていた。それでもあの長さも含めて、そんなに悪い作品でもなかったかな。いちばん印象に残っているのは、コスナーの裸。○

1991年 第64回 羊たちの沈黙 観てない。

1992年 第65回 許されざる者 観てない。

1993年 第66回 シンドラーのリスト

スピルバーグが「アカデミー狙い」で作ったと言われていた。一緒に行った人たちはみんな泣いていたが、僕はなんだか「感動させてやる感」が強すぎて、かえって引いてしまった。むしろ、シンドラーに助けられずに死んでしまった人々のことばかり考えてしまう。△

1994年 第67回 フォレスト・ガンプ/一期一会

最初に観たときは、淡々と流れていくだけのような作品だなあ、と思ったのだが、何度か見返すたびに、こういうのが「アメリカの病と良心」なのだな、と感じられてきた。僕がアメリカ人だったら、もっと楽しめたのにな、と思いつつ。◎

1995年 第68回 ブレイブハート 観てない。

1996年 第69回 イングリッシュ・ペイシェント 観てない。

1997年 第70回 タイタニック

あまりに売れてしまっただけにかえって「ベタすぎる」という批判を受けるこの映画だが、僕は純粋にパニック・ムービーとして素晴らしい作品だと思う。少なくともこういう史実があって、暗い海に沈んでいった人たちがいたのだ、ということを考えると、襟を正さずにはいられない。むしろ、ディカプリオより、船そのものが主役。○

1998年 第71回 恋におちたシェイクスピア 観てない。

1999年 第72回 アメリカン・ビューティー 観てない。

2000年 第73回 グラディエーター

史劇モノ好きとしては、見事にツボだった。ラッセル・クロウもカッコいいし、観客としては心地よいカタルシスも得られるし。ハンニバル・フリークとしては、ザマの会戦の設定でカルタゴ側の設定のラッセル・クロウが勝ってしまうシーンは笑えるし。でも、ラッセル・クロウの奥さんたちは、ちょっとかわいそうだった。◎

2001年 第74回 ビューティフル・マインド

http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/beaut.htmに感想書きました。◎

2002年 第75回 シカゴ

うーん、ミュージカル作品の映画化としては、素晴らしいのだと思う。でも、申し訳ないのだけれど、このストーリーは生理的に受け付けない。でも、この作品のレニー・ゼルヴィガーは好きです。△

2003年 第76回 ロード・オブ・ザ・リング王の帰還

いろんな意味で、素晴らしい作品だったと思う。一部では、アメリカ帝国主義が反映されている、なんて評も出ていたが、そんな揚げ足とるなよ、と。自分の子どもができたら、みせてやりたい映画。◎

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