琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

矢口さんの脱退

http://replica-love.jp/sayonana/archives/000460.html

脱退というかなんというか、最初にこのニュースを聞いたときには、もう「卒業」というパターンにも飽きてしまったファンに対する話題づくりなのではないかとすら思ってしまったのだけれども。
実験4号さんが書かれているように、「ASAYAN」時代から「モーニング娘。」をひとつの歴史絵巻として眺めてきて、「ASAYAN」のモーニング娘撤退くらいから興味を失ってしまった僕にとっては、矢口真里というのは、自信を持って名前と顔が一致する「最後のモーニング娘。のメンバー」だったし、なんとなく「LOVEマシーン」を歌っていた人たちが「本家モーニング娘。」だというイメージでもあるので、いろんな意味での「終焉」だという気もする。これから先は、孔明没後の「三国志」みたいなものだろうな、とうかなんというか。
それにしても、こういう形での「脱退」というのは、なんだかとても後味が悪いものではある。僕の勝手な思い込みでは、スキャンダルバレ⇒事務所から別れろという圧力⇒本人は拒否して「別れるくらいなら引退」を主張⇒事務所折れる⇒脱退してソロ
というようなストーリーなのだろうけど、それにしても、22歳の女の子、しかも矢口真里にそこまでの「異性関係のクリーンさ」を求めているファンばかりだと事務所は認識していたのか?という気もするし(というか、みんな矢口が清純だなんて信じちゃいないと思う)、脱退するならするで、「矢口真里の卒業イベント」というのは、コンサートとか、その関連商品を考えれば、けっこう大きな商品価値があるはずだ。だって、「最後の本家モーニング娘。」なのだし。にもかかわらず、こんな唐突な「脱退劇」が起こってしまったのには、なにかのウラの存在をみんなが疑うのはやむを得ないのかもしれない。いや、僕だって、これが「話題づくり」にしては、代わりに失う、矢口卒業関連商品の売り上げというのは、あまりにもったいなく思えるし。

ひょっとしたら、モー娘。というブランドの力は、もう急速に衰退してきて、実際はいかにこの沈んでいく船から脱出するか、というような状態なのかもしれない。もともとあれだけ人数がいるのだから、損益分岐点というのはけっこう厳しいはずだし、メンバーが多いから、ギャラも人数分、というわけにはいかないのだろうし(余談だが、米米CLUBは、売れてはいたけど人数が多すぎて、ギャラの分配でモメて解散したという噂がある)。
でもなあ、こんなコンサートツアーの最中に、ひとり抜けたら他のメンバーはその穴埋めが大変なのではないだろうか?矢口分の歌詞は他の誰かが歌わなければならないのだろうし、ダンスでも不自然になるところは変えないといけないだろうしねえ。

しかし、僕は一時、「モーニング娘。の好きなメンバーは?」なんていう酒の席での話題には、「矢口」と答えていたので、なんだかこういうのはちょっと寂しいな、とは思います。

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