- 作者: 山下和美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/10/23
- メディア: コミック
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朝日新聞・ダヴィンチで絶賛!と帯には書かれており、僕もようやく1・2巻を発見して読んだのですが、正直、微妙、とっても微妙な作品です。そんなに凄いか?と。
いや、確かに「心に引っかかる物語」であることは認めるけれど、1巻はあまりに露悪的だし、2巻はちょっと偽善的なのではないかな、と。「哲学」だというけれど、こういう哲学は、あまりに「主人公視点」に立ちすぎているのではないか、とか。
僕の勝手な推測なのですが、最初のほうで、「あまりにも救いようがない」という反響があって、2巻目はヒューマニズムに「転んだ」のではないか、という気もするのですけど。