琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

無観客試合

(1)「いちばん選手が大声を出すのは、反則をされたときだということが、こういう試合だとよくわかりますね」と、ラジオで解説者が言っていて、なるほどなあ、と思った。

(2)試合後にバスに乗り込む日本代表たち。はるばるバンコクまで、しかも試合会場に入れないにもかかわらず、外から声援していたサポーターたちに対して、手を振る選手は少数派だった。中田なんか、(テレビで観たかぎりでは)、サポーターに一瞥もくれず、ヘッドフォンつけて窓の外には一瞥もくれず。うーん、疲れているんだろうし、騒がれるのにも飽きているのかもしれないんだけどさ、せめて、こういうときくらいサポーターに手くらい振ってあげようと思わないのか。ちょっとなあ、なんか腑に落ちない。つーか、サポーターいなかったらそんないい生活できないぞ。

(3)ジーコ監督を観ていると、ダイエー初期の王監督を思い出す。王監督も、就任初期のころは「ヤメロ」とか言われて、卵を投げられたりしていたのだ。勝てば官軍とも言えるし、指導者の中には、晩成型もいるのだ、ということか。

(4)マスコミが、「試合終了後、取材エリアにまで観客がなだれこんで…」と迷惑そうに書いていたが、せっかくあんなところまで来たサポーターたちなんだから、そんなに邪険にしなくてもいいんじゃないか。入れてあげればいいのに。なんか特権意識っぽくて嫌。

(5)ワールドカップのアジア予選を、これだけ順調に勝ち抜いたのは初めてなんだよな、そういえば。この8年間で、日本は強くなったんだなあ。

(6)ほんとはみんな、サッカーなんてどうでもよくて、ただ騒ぎたいだけなんじゃない?

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