琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ピアニストを撃て!

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【貴様が撃てる距離ってのはな、こっちからも撃てんだよ!自分だけは安全だとか弱小だから平気とか甘っちょろいこと考えてんじゃねえぞ?】

 ああ、いい言葉だ。ネットというのは、「そういう場所」なのだと思います。ネット上で(もちろん、現実でもそうなんですけど)何かを発信するというのは、必ずリスクを伴っているんですよね。例えば僕がここでジャニーズのタレントの悪口を「発信」したとすれば、内容証明が送られて来る可能性だって、必ずしもゼロじゃない。実際は、「悪口を言っても大丈夫」なわけじゃなくて、「個人サイトやブログなどをいちいちチェックして悪口に反応しても、労力のわりにメリットが少ない(『実害』というのは微々たるものでしょうし)から、放っておいてくれている」だけのことで。逆に、アクセスが多かったり、影響力が大きいサイトには、かえっていろいろ制約も出てくると思われます。
 自分だけは常に「一方的な攻撃側」だというのは、あまりに能天気な発想です。ネット上に存在していること自体が、すでに「当事者」だということなのですから。
 ディスプレイの向こうにいるのも、自分と同じ人間。

 生き残るためには、『撃たれる前に撃て』というような世界では、あまりに殺伐としすぎているような気もするけれど。

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