琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

「更新頻度」のよしあし

http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_9b74.html

 眞鍋さんのブログも書籍化されるらしいので、とりあえずおめでとうございます。
 それで、この記事を読んでいて気になったのが、【最近の更新頻度も悪くなってしまっていたのですが】というところ。「頻度」というのは、直接「良い」「悪い」と評価することはできるのだろうか?とか考え込んでしまったのですよ僕は。
もちろん、この文章で眞鍋さんが書かれているのは【更新頻度も(低くなってしまって、楽しみにしている人たちには)悪くなってしまっていた】ということなのでしょうけど、これは要するに、更新頻度が高い=良い、というのが大原則にあると思うのです。
 しかしながら、眞鍋さんくらいの内容のものが、高頻度に更新できれば言うことはないのですが、「更新頻度が高い」というのは、果たして常に良いことなのでしょうか?
 サイトで文章を書いている人の大部分は、自分が書いている内容に出来不出来の波があることを自覚しているはずです。さて、そういう不調のとき、更新頻度を上げるために、ちょっと不出来な内容(だと自覚している文章)をアップするのはプラスなのかマイナスなのか?
 最近のように、アンテナで巡回している人が多くなってくると、「アンテナを上げる」という意味では、確かに更新頻度を高くするというのは効果的です。アクセス解析などをみると、アンテナが上がると読みにきてくれる人というのはけっこういるのです。逆に、「アンテナが上がらないと見にこない」という人も少なくないでしょう。「いろんな人の眼にとまる機会が増える」のは確かだし。
 しかしながら、そうやって粗製濫造していると、「こんなつまらない内容なら、読まなくてもいいな」と判断されてしまう危険もあります。ずっと来てくれている人なら、多少つまらない内容のときがあっても、「ま、こんなときもあるよね」で済んでしまうのでしょうが、いちげんさんには、その1回だけで「つまらないサイト」だと判断されてしまうかもしれない。そして、あまりに粗製濫造がすぎると、常連の人にも「面白くなくなってきたな」と見向きもされなくなるかもしれません。
 逆に、「厳選した内容だけを更新する」ようにすれば、確かに、来てくれた人が定着してくれる確率は高いでしょう。でも、あまりに更新頻度が低いと、忘れられてしまう危険も高くなるわけで。

 「高品質・高頻度」が可能であれば言うことないのですが、「デキが悪くても、とりあえず更新しておくべきなのか?」というのは、非常に悩ましいところです。けっこう長くやっていると、更新してもしなくても、そんなに来てくれる人の数は変わらないなんてことは感覚的にはわかってくるのですが、それでも、「更新しない勇気」というのは、なかなか出せないものなのですよねえ。

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