ふだんはゴルフ中継をほとんど観ないのだけれど、今夜は当直で、ちょうど起こされてしまって眠れなくなったので、この全英オープンの最終日を観ていたのです。
タイガー・ウッズがー14で、2位以下に5打差をつけての圧勝。そして、2位以下には1打ごとに何人かがひしめきあう状況(アンダーパーが60人くらいいたので)で、まさに「独走」でした。
それにしても、タイガー・ウッズは強い!差がついていたというのもあるのだろうけれど、伝統の”THE OPEN”の最終日・最終組、優勝がかかったラウンドで、タイガーは、なんだか、セントアンドリュースの風景の一部になってしまったかのように見えた。過度の緊張感もなけれだ、油断もない、そんなたたずまい。双葉山の「木鶏」の話を思い出してしまったよ。
松岡修造さんの最後のお説教コメントは蛇足だったけど。
ところで、欧米人って、本当にああいう「クライマックスでの歓声」が上手ですよね。熱狂が適度に含まれていて、それでいて上品で、温かくて。