琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「ヒトラー〜最後の12日間」

http://www.hitler-movie.jp/

ドイツでは、ヒトラーを描くことは禁忌になっていて、この作品は、それを破っての衝撃作なのだそうです。今朝の「めざましテレビ」で紹介されていたのだけれど、主演のヒトラー役の俳優(ブルーノ・ガンツ)さんが、「私はヒトラーが嫌いだ。だが、彼は民衆から選ばれた人間だったというのも事実だ」と話していて、歴史の「業」のようなものについて、考え込んでしまったのです。ドイツ人が描いた「人間・ヒトラー」、僕はすごく興味のある作品です。しかしながら、「ヒトラーは悪魔だ!」とナチスに「戦争責任」を全面的に被せるメンタリティは、日本人には理解しにくい面もあるよなあ。戦争中は、みんなナチスだったのではないか?と。

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